梅雨と半夏生とお米つくり
おはようございます(^^)
こちらは雨が降っています。
虫と蛙の優しい鳴き声と木々から垂れる雨の音、少しの肌寒さを感じる朝です。
午前中は強く降りそうなのでゆっくり過ごそうと思います。
皆さん、梅雨の時期いかがお過ごしでしょうか?
今日から七十二候【半夏生 はんげしょう】
となります。
来週には【小暑・七夕】となり、晩夏に入っていきます。
昔はこの頃までに田植えを終わらせておくことが重要でした。
理由は、雨と雷。
梅雨は、稲作や農作物、自然にとってはとても重要な恵みの時です。
稲妻という雷の呼び方は、まさに稲と雷の関係を表しているように感じます。
雷の光、音、エネルギーは雨とともに大地に降り注ぎ、稲の生育を助けます。
月とたねのお米たちも昔ながらの暦と月と星のめぐりに寄り添い育てています。
昨日は、緑色が濃くなり、ぐんと大きくなったように感じられました。
根が強く張られたので、エネルギーが上向きに変わったのだと思います。
半夏生の頃には、【タコ】を食べる習慣もあったそうです。【八】を持つタコは縁起も滋養もあるからだそうです。
梅仕事の季節でもあります。
夏を乗り切るために梅は大きな効果があります。
僕も梅干しを漬けたあとの梅酢を水で薄めて、熱中症対策として飲んでいます。
暑いときこそ梅干しですね。
梅を制すものは夏を制す
という格言もあるようです。
味噌汁も暑さ対策になります。
この季節の旬のものは、
八丁味噌などの豆味噌に合うものが多く、
特に【しじみ】は滋養強壮になり、美味しい出汁も出るのでオススメです(^^)
梅雨の雨や雷は、
外で遊べないし、傘が重たいし、カッパを着ると蒸れるし、髪型は決まらないしと子どもの頃は憂鬱でした。
今は、大地の恵みに感謝しています。
先人たちのように季節や旬を楽しみながら、
梅雨らしい過ごし方をしたり、雨を楽しむことで、人生の豊かさが広がった気がします。
どんなことでも意味を知ったり、良い面を知ったり、原理原則に触れると嫌なことも好きになるのかもしれません。
自分次第ですね。
それでは今日も良い1日を。
ありがとうございます