自然農縁月とたね🌙移住と農と田舎暮らし

岐阜の山奥、東白川村へ移住しお米つくりを始めました。 東日本大震災を機に人生を見つめ直し、「豊かな生き方」を探し始めました。一生続けられる暮らし方、生き方をしたいと考え、自然豊かな田舎へ移住し農ある暮らしを始めました。 「移住」「農」「田舎暮らし」「学び」「豊かさ」「日々のこと」を書いていきます。 読んでいただいた方の豊かさや生き方に少しでもつながれば幸いです。

試練 体験 成長

【自然の厳しさ】


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おはようございます。

4/26から芽が出てまもない種籾たちが、
殻だけを残して食べられています。

ネズミ?
リス?
オケラ?
虫?
など色々と考えられますが、

殻だけがキレイに残っているのと
他の方のネズミ被害の写真と跡が同じなため、
ネズミの可能性が高そうです。

苗代の周りは堀をしっかりと掘り、
水を張っていますが、
4/26は、1度水が減り入りやすくなっていました。
しかし同じように毎年なりますが、
今までは被害はありませんでした。

暖冬だとモグラやネズミが増えると言われていますが。。。

初めて被害のあった4/26のうちに
溝をさらに強化して水を張り直しました。
すると4/27は被害が収まったように見えました。

4/27 食べられた箇所に種を蒔き直しました。
4/28 被害が悪化しました。。
4/29 種を蒔き直しました。
4/30 被害が拡大しました。。。
5/1   香りで避けつけないようにするため、
・ハッカスプレーをかける
・ミントを置く
・猫の匂いのついたものを置く
・シートを板で挟んで侵入出来ないようにしました。

5/2 被害は少し減り、種を蒔き直しました。
・固形のタールを周りへ置く(山の燃えた後の臭いを嫌がる本能があるそうです。)
・唐辛子の線香(こちらも臭いを嫌がる)
・天然ハーブの忌避剤(きひざい)

ネズミたちは、
1度食べてしまうと食べ物があるとわかり忌避剤などが効きにくいと言われています。

5/3 被害は収まりませんでした。。。

忌避剤は即効性はないので、
徐々に収まればと思います。

今日もこれから様子を見て、ひどいようなら
忌避剤をさらに増やすことを検討しようと思います。

うちの種籾は何も薬をかけていませんし、
選別の際にも薬を使わないため、
食べやすいのはわかるのですが、
この被害は精神的にも体力的にもお米の栽培スケジュールにも影響があり困っています。

この時期は村の皆さんの田んぼを管理する仕事もさせて頂いており、
朝、苗代を見て、村の田んぼを1日管理し、帰ってきてから20時頃まで苗代の種蒔きと対策をしています。

数年前に被害が出たときは、
堀を掘り直し、苗箱の周りを板で囲むことで収まったため、
それから同じように苗代をつくっていますが、
今回は新たな試練です。

大変ですが、
何かの気づきを得るために起きている現象なので、この体験を通して成長したいと思います!

時間と費用と労力をかければ、
やれることはまだありそうなので頑張ります(^_^)

わかりやすい言葉として被害と言っていますが、自然の生きものたちが悪いとは思いません。

なので、何とします!

いってきます(^_^)