自然農縁月とたね🌙移住と農と田舎暮らし

岐阜の山奥、東白川村へ移住しお米つくりを始めました。 東日本大震災を機に人生を見つめ直し、「豊かな生き方」を探し始めました。一生続けられる暮らし方、生き方をしたいと考え、自然豊かな田舎へ移住し農ある暮らしを始めました。 「移住」「農」「田舎暮らし」「学び」「豊かさ」「日々のこと」を書いていきます。 読んでいただいた方の豊かさや生き方に少しでもつながれば幸いです。

農薬を使わないお米つくり

農薬を使わないお米つくり

 

こんにちは。

山奥の村へ移住し、自然のままのお米つくりで新規就農した大西ひろきです。

【自然農縁月とたね】としてお米の栽培→販売をしています。

 

月とたねのお米つくり

自然農縁月とたねの主な栽培方法は、

  • 農薬使わない
  • 肥料使わない
  • 除草剤使わない
  • 天日干し
  • 自家採種
  • 源流水

です。

 

日本の農業

日本での無農薬栽培の比率はおよそ0.5%と言われています。

つまり、農薬を使用している比率は95.5%

となります。

水稲(お米つくり)への農薬使用開始時期は、1953年(昭和28)頃からなので、

およそ70年の歴史があります。

 

お米の歴史を遡ってみると、

3500年以上前から栽培開始し70年前までは

ずっと無農薬で栽培していたようです。

戦後の高度経済成長や人口増加により、

収穫量の拡大ときれいな農産物が求められたため、化成肥料や農薬はとても重要な役割を果たしました。

それから70年。

 

変わってきた農業

そんな中、農業もずいぶんと変わってきました。

オーガニックという言葉は耳慣れた言葉となり、無農薬のお米やお野菜を購入できるようになりました。

 

私は現代農業(農薬や肥料を使用)も大切だと考えております。

日本の低過ぎる食料自給率を支えてくれているのは、大規模で生産を続けている農家さんがいるおかげです。

 

何を選ぶか

 

人生で大切なものは。

どこで暮らす。

何をして生きていく。

何を食べる。

思いやり。

助け合い。

 

私たちは自由に選べる時代に生きています。

 

人も動物も植物も何を食べて(エネルギー源として)育つか。

どんな環境で育つか。

 

無農薬のお米つくりをする田んぼの中は、

生物多様性と密に植えすぎない稲。

そこには共存する世界があります。

稲に集まる虫たち、その虫たちを食べるために集まるカエルやクモ、そして、ヘビや鳥たち。

 

田んぼや自然を観察していると、

人間や人間世界も自然界の一部だなと感じることが増えました。

 

お米つくりは自然との共存。

人間だけが奪い続けてはいつか限界がくること。

人間社会も

他への思いやり、共存や助けあいがあってこそ。

自分だけが良ければいいわけじゃない。

 

農業を通して、

自然を観察することで

視野が広がり、人としても成長できています。

 

そして、最後に。

移住をし、お米つくりができるのは、

日本の、この村の、この集落の先人の方々、

今も受け継ぎ守り続けている方々のおかげです。

自然との共存による感謝

人との助け合いによる感謝

自然環境とともに想いを未来へつないでいきたいです。

 

お読み頂きありがとうございますm(_ _)m

 

持続可能なお米つくりを続けていくため、

応援よろしくお願いいたします(^_^) 

 

またねー

 

自然農縁月とたね

大西ひろき