七十二候『乃東枯~なつかれくさかるる』
七十二候【なつかれくさかるる】
夏至の初候「乃東枯」は夏枯草。
田んぼの畦などによく見かけられる紫色のきれいな花を咲かせているウツボグサ。
ウツボグサは多くの草木が枯れる冬至の頃に芽吹き、反対に多くの草木が成長し緑が濃くなる夏至の頃に枯れていくことから夏至の初候「乃東枯」となっているようです。
二十四節気 【夏至】
太陽のピーク
「陽」のエネルギーのピークです。
昼が長く夜が短くも今日までです。
今日からは昼は短く夜は長くなっていきます。
陽極まって陰に転ずる
皆さんは、陽と陰にどんなイメージがありますか?
宇宙の法則である「陽」と「陰」はとてもとても昔から世界中で大切にされてきた考え方です。
人も自然も
冬至から芽吹いたり、
夏至にピークを迎えたり、
大きな世界では大きな動きや流れがありますが、自分らしさを大切に過ごしたいものですね。
二極化ではもちろんなく何極化でもなく、
自然や物事、私たち人間はゆっくりと少しずつ移り変わり、色々な場所、色々な暮らし、色々な性格。
宇宙の法則に私たちも当てはまりますね。
自分はどんな人なのかを知り、
自分のペースを知ることで、
とても自然に生きることができると思います。
さぁ、第2四半期の始まりです!