自然農縁月とたね🌙移住と農と田舎暮らし

岐阜の山奥、東白川村へ移住しお米つくりを始めました。 東日本大震災を機に人生を見つめ直し、「豊かな生き方」を探し始めました。一生続けられる暮らし方、生き方をしたいと考え、自然豊かな田舎へ移住し農ある暮らしを始めました。 「移住」「農」「田舎暮らし」「学び」「豊かさ」「日々のこと」を書いていきます。 読んでいただいた方の豊かさや生き方に少しでもつながれば幸いです。

気づき

こんにちは。

 

7月が始まり、1年の半分が過ぎました。

季節は夏至

 

今年の始まりは、昨年の無理がたたり、
冬の間は心も身体も休息していましたが、
春からは持ち直して、お米つくりを一生懸命続けてきました。

 

毎年、1年というのは同じ繰り返しのようで、
たくさんの変化があり、良くなったり、悪くなったり、成長したり、退化したりしているのを感じます。

 

2歳の息子の成長は、
とてもわかりやすく【成長】という姿を見せてくれます。

おかげで頑張ろう!という気持ちにもなるし、
イライラしてしまうこともあります。

 

人生は、様々な出来事の連続ですが、
夫婦や子育て、田舎暮らし、お米つくり、日々、ひと月、1年、5年、10年と変化と成長の連続でもあるなと感じます。

 

こうして、とてもありがたいことに僕の拙い文章を読んでくださる方々がいてくれます。

数年前までは出会うことのなかった人たちだと考えると奇跡のように感じます。

奇跡でもありますが、
それぞれが心に置いている人生のコンパス(人生の軸)のようなものの範囲内や延長線上に僕らがいたから出会えたのだと思います。

 

そして、
本当にありがたいなと思うのは、年齢も場所も生き方も違うけれど、
どこかに同じ気持ちや想いを持っている人たちがいてくれるという心強さです。

勇気やエネルギーを頂いています。

ありがとうございます。

 

僕は、本厄と言われる年齢なのですが、
厄も役もどちらも意識して過ごしている中で、
今年は「気づき」の多い年となっています。

 

気づくというのは、
元々そこに在ること、先人たちが智慧として残してくれていることに気づいた。
という場合が多いと思うのですが、

僕の場合も、
自分の成長具合や見ている世界、視野、想い、心の変化によって、出会えたり、知ったり、はっと気づいたりします。

 

今年は様々な気づきがあり、心のコントロールなども少しずつ出来るようになり安定してきました。

 

お米つくりを始める前、
北海道で暮らしている頃から使っている四股のクワがあるのですが、これまでは1度も田んぼで使うことはありませんでした。

 

そのクワが今年大活躍しています。

 

セリやイボクサという茎で伸びていく田んぼの草たちを取るのにすごく向いていることがわかりました。

7年目のお米つくりですが、なぜ今まで気づかなかったのか?自分でも不思議です。

最初の頃に使ったとは思うのですが、
当時は畑でしか使ったことがなく、
田んぼの草の特徴も知らず、
そして技術的にもそのクワを上手に使いこなせなかったんだと思います。

 

もう1つそのクワが大活躍している要因としては、発泡スチロールの箱を田んぼに浮かべて、
取った草を入れたり、手植え用の苗を入れたりして、プカプカ移動させています。

これが本当に楽で、田んぼのど真ん中でも畦までの距離を気にすることなく草とりが出来るし、
たくさんの苗を1度に持てるので、苗を取りに戻る回数×時間×労力がカット出来ました。

 

僕の中では【革命】です。
エジソンライト兄弟の発明のような大きな意味のある気づきです。

 

こんな話を喜々として話すのは、
実際に作業がスムーズになったことに加えて、
気づけた自分の成長を感じて自画自賛しながら作業をしているからなんですが、、、

 

今日も田んぼで、奥様に話していると、
「気づいた気づいたって文章でも書いてるし、確かに良くなってることが多いけど、何で7年も気づかないの?」
と言われてしまいました 笑

 

もう本当にその通りです!! 笑

 

毎日毎日田んぼ作業をしてくれて、草刈りもしてくれて、家事、育児をしてくれている奥様の言うとおりです。

 

もっと頑張ります!!

ありがとうございました。