自然農縁月とたね🌙移住と農と田舎暮らし

岐阜の山奥、東白川村へ移住しお米つくりを始めました。 東日本大震災を機に人生を見つめ直し、「豊かな生き方」を探し始めました。一生続けられる暮らし方、生き方をしたいと考え、自然豊かな田舎へ移住し農ある暮らしを始めました。 「移住」「農」「田舎暮らし」「学び」「豊かさ」「日々のこと」を書いていきます。 読んでいただいた方の豊かさや生き方に少しでもつながれば幸いです。

お米農家になるシリーズ~きっかけ編(つづく)

2011年

私は北海道で暮らしていた。

 

好きな場所で好きな時間を過ごすのを最優先にし、環境や将来についてはあまり考えず生きていました。
というより...考えないようにしていました。

 

そんな時、東日本大震災が起こる。

 

阪神淡路大震災の悲惨さを友人たちに聞いていましたが、
『水がない』『食糧がない』『大変だった』などの話もどこか他人事のようでした。

 

しかし、
2011.3.11東日本大震災が私に与えた衝撃はとても大きいものでした。

 

東京や福島にいる友人とSNSでつながっているのでリアルタイムに状況がわかり、
Twitterやインターネットの普及によって、
国内のテレビやニュースだけでなく、
海外の情報もほとんどが入ってきました。

友人にも連絡し、
友人たちには外部からの情報、
友人からは現場の情報をもらいました。
『お金があるけれど水や食糧が売っていない』
『交通が麻痺してどこへも行けない』
『情報が錯綜している』

私は友人たちに訴えました。
『とにかく原発から離れて欲しい』
と。


それから私は徐々に変わっていきました。

今、世界で起きていること。
社会の状況。
近代の歴史から読み取れること。

知識と情報を集めるようになりました。

 

2003年に初めて沖縄へ行き
米軍基地のあり方や沖縄戦争や平和とは?
を勉強していたので、
何だか自然に世界の成り立ちや
社会状況を理解することができました。

 

ただ、当時の私はそれまでの無知だった自分を許せないような気持ちからなのか。

二極で考えたり、ある一方向からしか物事を見れなくなっていました。

 

とても大きな影響を受けた東日本大震災

私の1番の変化は、
【将来を考えるようになった】

それまでも『やりたいことをやる人生』というテーマだったのですが、"今"だけを見ていました。

(未完です。)

つづく